キャリア採用で入社した社員4名で座談会を開催しました。当社への転職理由、実際に入社した感想、当社の魅力、将来のキャリアプランなどの様々なテーマで語り合ってもらいました。前職の経験、立場、年齢の異なる4名の目線から、当社らしさが浮かび上がってきました。
メンバ―
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竹内 努
社会イノベーション事業本部 建築部長
2018年入社。現在は建築部長として部の運営、マネジメントに携わる。休日は長野県の実家に隔週で帰り、好みの野菜を育てる畑仕事が趣味のひとつとなっている。 -
上泉 俊雄
交通基盤事業本部 道路部 エグゼクティブコンサルタント
1993年に新卒で入社後、2009年に他社へ転職し、2018年に再入社。現在は道路部で調査・計画業務を担当。趣味はロードバイク。夏期休暇には、フランスで4年に1度開催されるサイクリングイベントにて1,200kmを走破したことも。 -
神野 竜之介
国土基盤事業本部 港湾部
2019年入社。港湾の計画分野を専門とし、港湾BCP策定やクルーズ振興に携わる他、近年はカーボンニュートラルポート形成に関する調査や、気候変動に伴う浸水対策、DX等の新技術を取り入れた調査検討も行っている。休日は、家族でキャンプを楽しんでいる。 -
大川 絢子
グローバルカンパニー グローバル企画室
2017年入社。1年半の育児休業を取得し、昨年10月より管理職として復帰。現在は国際事業に関する戦略を具現化するため、各種施策の企画・実施、予実管理等を担当。趣味はバックパックを背負って山登り。
前職はどのようなお仕事で、なぜ当社に転職をしようと思いましたか。
前職は28年間、建築設計事務所に勤務していました。社会人人生を前職で終えるものと考えていましたが、もっと大きな会社で技術を磨きながら仕事をしてみたいと思ったのがきっかけです。設計事務所以外で建築の技術を活かしたいと思ったこと、当社の採用面接を受けて会社の雰囲気が良いと感じたことから入社しました。入社1年後には室長を任されたので、現場で技術を磨きたいという当初の転職動機は叶いませんでしたが(笑)。
私の経歴は異色で、2回当社に入社しています。新卒で入社して16年後、もっと上流の政策に関わりたいと思いシンクタンクに転職しました。その後、外から当社を見たときに、当社は多様な分野のプロが集まっている、実はすごい会社だったんだと気付かされ、改めて当社に転職という形で入社しました。新卒で入社した時はなかなか気づけなかった当社の魅力の一つですが、一度外に出たことで、当たり前のように他分野の社員に助けてもらえる環境が、とても恵まれていることを実感しました。
私は前職も同業他社で、港湾の計画分野に携わっていました。港湾は、産業やまちづくりとの関わりが強い領域です。港があるところに産業ができ、そのための道路ができて…と、まちが作られます。まちづくりの専門家と一緒に港湾の仕事ができれば、もっと良い仕事ができると思っていたところ、当社からお声がけを頂いて、転職しました。
私は転職回数が多く、4社目に当社に入社しました。NPO、JICAを経て、前職はエチオピアの日本大使館でODA案件のプロジェクトコーディネーターをしていました。新卒から一貫して国際開発や災害復旧支援をしてきて、社会インフラの重要性を強く感じていました。建設コンサルタントなら枠にとらわれない仕事ができると思い、転職しました。入社当時は当社が海外事業にもう一度参入していこうという時期で、成長フェーズに携われるのも魅力でしたね。
実際に入社して、いかがでしたか?率直な感想を教えてください。
ずっと建築畑にいましたが、当社はインフラが強い会社のため建築以外の新しい発見があります。建物の設計だけでなく、計画地までの導線を検討したり、もっといえば山を切り開くところから当社の仕事が始まります。これまで体験できなかったことが今できています。
再入社して戻ってきたら、働き方の面で別会社になっていましたね。昔は残業も当たり前でしたし、ノー残業デーなんて「できるわけないでしょ」という感じでしたから(笑)。やろうと思えばできるものだなと思いました。
私は、社内にさまざまな専門家がいることを期待して入社し、まさに期待通りでした。入社してすぐに、都市地域開発分野の社員から、「一緒に提案書を作成しないか」と声が掛かりました。結果的に、その仕事では表彰もいただけて、他分野と連携することで顧客の満足度の高い成果を作成することができることを実感できました。
当社は、自分自身を高めようと努力している人が多いと感じます。働きながら大学に通ったり、若い人は技術士の勉強をしていたり。またチームの中で自分の専門性をどうやって生かすのか考えていることも良い点です。人がメインの会社のため、自己研鑽する風土が、チームや会社を強くすることに直結しているのではないでしょうか。
当社の魅力は何だと思いますか?
自由な会社だと思います。自分が考えていることを提案すると、上司も後押ししてくれます。主体性をもってバリバリ働きたい人にはうってつけではないでしょうか。
やはり専門家集団であることですね。電話一本でアドバイスももらえるし、協力して新しい案件を作ることもできることは、とても恵まれています。こういった環境的に恵まれている部分は、これから入社する人ももちろんですが、むしろ既に働いている当社の社員に伝えたいですね(笑)。
同意見です。専門分野の幅が広いので、専門性の高い人に社内で相談できるのが魅力ですね。
働き方の面では、コロナ禍の影響もありテレワークが進んでいます。育児等を行う方々にとっての制度は充実しているのではないでしょうか。
WLBやDE&Iの取り組みは良いですよね。細やかなところも含めて、性別や宗教などを問わずに個人の働き方やライフスタイルを尊重する社風があると思います。私も子供が小さいので夕方は電話を取れないのですが、理解しサポートしてくれる雰囲気があるのはありがたいです。
皆さんの将来のキャリアプランや今後の目標を教えてください。
建築分野は伸びしろがあります。当社ならではの分野を超えたコラボレーションを活かし、分野を拡大したいと考えています。今はそのベースとなる組織づくりをしているところです。
100歳まで働こうと思っていて…というのは冗談ですが(笑)、今後のキャリアでも、当社で培ったネットワークやノウハウを活かして、社会と関わりを持った働き方をしていきたいと思っています。
社内においては、基幹技術を活かしつつ、新しい領域に挑戦していける今の立場が自分に向いていると感じます。引き続き、分野を横断して他分野の方々と一緒にプロジェクトに関わっていきたいです。
最近は、カーボンニュートラルやDX等の視点との掛け算で港湾をより良くしていこうと考えていますが、数年後には別の新しい視点が入ってくると思います。そのときにチームで取り組めるよう、今から若手の育成やチーム作りに取り組みたいと考えています。
育休中にアメリカの会計士の資格を取ったこともあり、数字の観点で経営に貢献したいと思っています。またファイナンスの知識が必要とされるプロジェクトにも参画していきたいと考えています。
最後に、当社への就職を考えている方へメッセージをお願いします。
当社には、まちを1つ作れるくらいの技術力があります。そんな会社で仕事をしたい気持ちがある方、ぜひお待ちしています!
企業の立場から行政の国づくり・まちづくりをサポートして、技術職としてのアイデアで課題解決に導けることは、夢のある仕事だと思います。ぜひ一緒に働きましょう。
さまざまな人とコラボレーションしながら新しいことにチャレンジするだけでなく、職人気質で黙々と頑張るのもよいと思います。チームにはいろいろな方が必要です。多様な人の多様な働き方を認めてくれる会社だと思うので、それぞれの思いでぜひチャレンジしてほしいと思います。
技術者がメインの会社ですが、事務や営業も技術を支える重要な役割を担っています。他社での知見を当社に活かせることも多くあります。積極的に働きたい方はウェルカムです。